京都旅行で本当に美味しい鰻を食べたい。
そう思っているなら、新京極にある老舗「京極かねよ」は、絶対に外せないお店です。
このブログでは、京極かねよの魅力や名物メニュー「きんし丼」、アクセス方法、そして地元民や常連だけが知っている裏ワザ・お得情報まで、観光客の方にもわかりやすく、丁寧にご紹介していきます。
初めて京都で鰻を食べる方も、この記事を読めば迷わずお店にたどり着けるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう。

京極かねよってどんなお店?
京極かねよは、京都市中京区の新京極にある、創業明治時代から続く老舗の鰻専門店です。
築100年を超えるレトロな木造建築が、新しいビルが立ち並ぶ新京極の中でひときわ目を引きます。
赤い提灯と、年季の入った木の看板。
そのたたずまいだけで、もう「これは本物だ」と感じさせてくれるお店です。
実は「京極かねよ」という名前には、ちょっとしたストーリーがあります。
元々は滋賀県大津市にある「逢坂山かねよ」が元祖で、京極かねよはそこから暖簾分けを受けたお店なのです。
そして「日本一の鰻」というキャッチフレーズには、昭和初期に詩人・野口雨情がこのお店の鰻を食べて感動し、「鰻料理は 逢坂山の ひびく かねよか 日本一」という言葉を残したことが由来になっています。
つまり、ただの宣伝文句ではなく、しっかりとした歴史的な背景があるというわけです。
このエピソードを知っているだけで、お店に着いた瞬間の感動がぐっと深まりますよ。

何といっても名物はきんし丼
京極かねよを訪れたら、絶対に食べてほしいのが名物の「きんし丼」です。
きんし丼とは、鰻丼の上にふわふわの京風だし巻き玉子をどーんとのせた、見た目もインパクト抜群の丼料理です。
蓋を開けた瞬間、金色に輝く卵焼きが丼からはみ出るようにのっていて、思わず「わあ」と声が出てしまいます。
この卵焼きは、京風の出し巻きのように巻かず、二つ折りにしてたっぷり空気を含ませているのが特徴です。
そのため、見た目以上にふわふわで軽い食感に仕上がっています。
卵焼きをめくると、その下にはたっぷりの鰻の蒲焼きが隠れています。
京極かねよの鰻は、背開きにして白焼きにし、一度蒸してからタレをつけて本焼きにする、いわゆる江戸前の焼き方を採用しています。
これは、関西風の「蒸さずにパリッと焼く」スタイルとは違う、京極かねよならではの個性です。
蒸す工程が入ることで、身がふっくらと柔らかく仕上がるのが特徴です。
ご飯には、鰻を焼くタレとは別の、あっさりめのタレがまぶされています。
これが地味に重要なポイントで、最後まで飽きずに食べられる工夫になっています。
卵、鰻、ご飯を一緒に頬張ると、ふわふわの卵が鰻をやさしく包み込み、まろやかなコクが生まれます。
そこにタレの染みたご飯が絡んで、絶妙なバランスのおいしさを作り出してくれます。
まさに、卵と鰻、ご飯の三位一体の味わいです。
メニューと値段の目安
京極かねよのメニューは、シンプルでわかりやすい構成になっています。
きんし丼は「並」「上」「特」の3段階があり、鰻の量によって価格が変わります。
並は2,800円前後、上は4,000円前後、特は6,000円前後が目安です。
鰻丼や鰻蒲焼きといったシンプルな鰻料理も用意されていて、こちらは江戸焼きの鰻をじっくり堪能できます。
うざく(鰻と胡瓜の酢の物)や、鰻の骨の唐揚げといった一品料理も人気です。
骨の唐揚げは、カリッとした食感でお酒のお供にぴったりですよ。
また、贅沢にいきたい方には、鰻蒲焼・鯉の造り・出し巻き・きも吸い・ご飯・お新香がセットになった「うなぎ定食」もあります。
これは見た目も豪華で、特別な日のお食事にもおすすめです。
なお、価格は時期によって変動することがあるので、最新の情報は訪問前に公式サイトで確認しておくと安心です。
知っておきたい裏ワザ・お得情報
ここからは、京極かねよをもっとお得に、もっと快適に楽しむための裏ワザをご紹介します。
裏ワザ1 平日限定の「ちょっといっぷくセット」
実は、平日の14時から18時の間だけ、サッポロビール協賛の限定メニューが存在します。
その名も「ちょっといっぷくセット」。
きんし丼(小)に、ヱビス樽生(小)、うざく、お新香がセットになった内容で、通常のきんし丼(並)とほぼ同じ価格でビールまで楽しめてしまうという、かなりお得なセットです。
ランチとディナーの間の中休みの時間帯に行ける方は、ぜひこのセットを狙ってみてください。
ただし時間限定なので、訪問前にこの制度が継続しているか公式サイトやお店に確認しておくと安心です。
裏ワザ2 混雑を避けるなら時間をずらす
京極かねよは人気店なので、ランチタイムやディナータイムのピーク時には行列ができることもあります。
特に19時頃は、海外からの観光客や予約客で席が埋まりやすい時間帯です。
ゆったりと食事を楽しみたいなら、ディナータイムが始まる17時すぎ、開店直後を狙うのがおすすめです。
ランチも同様に、11時30分の開店直後に入店すると、待ち時間をかなり短縮できます。
裏ワザ3 ネット予約を活用する
京極かねよは、ネット予約システムに対応しています。
特に土用の丑の日など、鰻需要が高まる時期は予約なしだとかなり待たされることがあります。
行きたい日が決まっているなら、事前にネットや電話で予約しておくのが確実です。
予約をしておけば、せっかく京都まで来たのに「満席で食べられなかった」という悲しい事態を避けられます。
裏ワザ4 2階のお座敷で寄席を楽しむ
京極かねよの2階座敷では、月に1回、落語の寄席が開催されています。
鰻丼付きで落語を楽しめる特別な機会なので、タイミングが合えば、食事と京都らしい伝統芸能を一緒に楽しめる貴重な体験になります。
開催日は不定期なので、公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてみてください。
裏ワザ5 1階と2階、好みの席を選ぶ
京極かねよには1階のテーブル席と、2階のお座敷席があります。
賑やかな雰囲気を楽しみたいなら1階、ゆったり落ち着いて食事をしたいなら2階のお座敷がおすすめです。
デートや特別な日のお食事には、2階の落ち着いた空間が向いています。
予約の際に、希望の席を伝えておくとスムーズです。
裏ワザ6 喫煙が気になる方はテイクアウトも検討
店内は喫煙が可能なエリアがあるため、タバコの煙が気になる方は、テイクアウトの利用も選択肢のひとつです。
折詰のきんし丼は持ち帰りもできるので、宿泊先のホテルでゆっくり味わうという楽しみ方もできます。

アクセス方法
京極かねよの住所は、京都府京都市中京区六角通新京極東入松ヶ枝町456です。
新京極商店街の中心にあり、目印は映画館「MOVIX京都」の隣の六角通です。
そこを東に曲がると、赤い提灯とレトロな木造の店構えが見えてきます。
電車でお越しの場合は、地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分、京阪本線「三条京阪駅」から徒歩約5分です。
阪急京都線「京都河原町駅」からも徒歩7〜8分とアクセスしやすい立地です。
バスを利用する場合は、京都市バスの「河原町三条」停留所から徒歩約2分です。
京都駅から市バス5番に乗車して向かうルートも便利です。
四条河原町や三条京阪、京都市役所周辺を観光する際に、ついでに立ち寄りやすい場所にあるのも嬉しいポイントです。
専用の駐車場はないため、車で行く場合は近隣のコインパーキングを利用しましょう。
営業時間と定休日
営業時間は、昼の部が11時30分から15時30分(料理のラストオーダーは15時)、夜の部が17時から20時30分(料理のラストオーダーは20時)です。
定休日は水曜日終日と、火曜日の夜の部です。
土用の丑の日など、鰻の需要が特に高まる時期は、営業時間や定休日が変更になることもあります。
訪問前には、必ず公式サイトで最新の営業情報を確認することをおすすめします。
店内の雰囲気
店内に入ると、まず感じるのは昔ながらの和の風情です。
古い建物ですが、清潔に保たれていて、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。
テレビや音楽が流れていない、静かな空間も魅力のひとつです。
中庭には小さな滝が流れていて、見ているだけで涼やかな気持ちになれます。
レジカウンターは、まるで銭湯の番台のような造りになっていて、これもまた歴史を感じさせる細部のこだわりです。
外国人観光客の方にとっても、こうした「日本らしさ」を感じられる空間は、きっと特別な思い出になるはずです。
一緒に行きたい周辺の観光スポット
京極かねよがある新京極周辺は、京都観光の中心エリアです。
すぐ近くには錦市場や四条河原町の繁華街があり、食事の前後に京都らしいお店を巡るのもおすすめです。
鴨川沿いを散歩したり、三条京阪から少し足を伸ばして祇園や八坂神社まで歩いたりするのも良いプランです。
ランチに京極かねよで鰻を食べて、その後に京都の街をゆっくり散策する。
そんな一日の組み立て方も、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ 京都で本物の鰻を味わうなら京極かねよへ
京極かねよは、100年以上の歴史を持つ、京都を代表する鰻の名店です。
名物のきんし丼は、ふわふわの卵焼きと、ふっくらとした江戸焼きの鰻、そしてタレの染みたご飯が三位一体になった、唯一無二の味わいです。
平日限定のお得なセットや、ネット予約、訪問時間の工夫など、知っておくと得する裏ワザもたくさんあります。
京都旅行のプランに、ぜひ京極かねよでの鰻ランチ、または鰻ディナーを組み込んでみてください。
新京極のレトロな店構えをくぐった先には、きっと忘れられない一杯が待っています。
ぜひ実際に訪れて、その美味しさと歴史を体感してみてくださいね。
注意事項
営業時間、定休日、価格などの情報は変更される場合があります。
訪問前には、必ず公式サイトや電話でお店に直接ご確認ください。

