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【嵯峨豆腐 森嘉 】完全ガイド|京都・嵐山の老舗豆腐店で味わう名物とアクセス・裏ワザ・お得情報まとめ

京都の嵐山・嵯峨野エリアを旅していると、必ずと言っていいほど耳にするお豆腐屋さんがあります。

それが「嵯峨豆腐 森嘉(さがとうふ もりか)」です。

観光客の方だけでなく、地元の京都人からも愛され続けている、まさに京都を代表する老舗の豆腐店なんです。

今回はこの森嘉さんについて、歴史から人気メニュー、アクセス方法、そしてちょっとした裏ワザやお得情報まで、まるっとご紹介していきますね。

初めて訪れる方にもわかりやすいように、ひとつずつ丁寧にお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

森嘉ってどんなお店なの?

森嘉は、京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町にあるお豆腐屋さんです。

創業は江戸時代後期の安政年間、西暦でいうと1854年から1860年ごろとされています。

なんと150年以上もの歴史を持つ、正真正銘の老舗なんですよ。

場所は嵯峨野の名刹「清凉寺(せいりょうじ)」、通称「嵯峨釈迦堂」のすぐ隣にあります。

昔ながらの街の豆腐屋さんという佇まいで、お店の奥で職人さんが豆腐を作り、その場で店頭に並べて販売するスタイルを今も守り続けています。

ガラス越しに職人さんの手仕事を見ることができるお店もあり、豆腐が出来上がっていく様子を眺めるだけでも心が温かくなりますよ。

観光で歩き疲れたときに、ふらりと立ち寄れる場所としてもおすすめです。

文豪たちにも愛された味

森嘉のすごいところは、文学作品にも登場するほど有名だということです。

ノーベル文学賞作家の川端康成は、代表作「古都」の中で、主人公・千重子が父親へのお土産として森嘉の豆腐を持っていく場面を描いています。

また、司馬遼太郎も「街道をゆく」というエッセイの中で森嘉の豆腐を食べ、その美味しさに感動して「日本文化を食っている気がしてくる」と表現したそうです。

こうした文豪たちの言葉からも、森嘉の豆腐がただの食材ではなく、京都の文化そのものとして愛されてきたことが伝わってきますよね。

さらに、嵐山にある名刹「天龍寺」をはじめ、嵯峨野界隈の湯豆腐料理店の多くが、森嘉の豆腐を仕入れて使っているといわれています。

つまり、嵐山で湯豆腐を食べたことがある方は、知らないうちに森嘉の豆腐を味わっていた可能性が高いということなんです。

森嘉の豆腐が特別な理由

一般的なお豆腐は「にがり」という凝固剤を使って作られます。

しかし森嘉では、にがりの代わりに「すまし粉」という硫酸カルシウムを主成分とした凝固剤を使っているのが大きな特徴です。

このすまし粉を使う製法は、戦後の食糧難でにがりが不足していた時代に、当時の4代目が中国の製法を参考にして生み出したのだそうです。

にがりはタンパク質だけを固めるため水分が抜けやすく、時間が経つと豆腐が硬くなりがちです。

一方ですまし粉は水分ごと一緒に固めてくれるため、時間が経ってもふんわりとした柔らかい食感が長持ちするのだといいます。

その結果生まれたのが、絹ごし豆腐のようになめらかでありながら、木綿豆腐のようなしっかりとしたコシも感じられる、なんとも不思議な食感の豆腐なんです。

あまりの柔らかさに、昔は「箸にもかからん」と冗談交じりに言われていたというエピソードもあるほどです。

そしてもうひとつの秘密が、仕込みに使う水にあります。

森嘉では嵐山の地下水を自社でくみ上げて使用しており、この清らかな水が豆腐本来の大豆の甘みを引き立てているといわれています。

材料の大豆へのこだわりも強く、すべての工程を手作業で丁寧に仕込んでいるからこそ、あの独特のなめらかさが生まれるのですね。

定番メニュー「嵯峨豆腐」を味わおう

森嘉の看板商品といえば、その名も「嵯峨豆腐」です。

実はこの「嵯峨豆腐」という名前、森嘉さんが商標登録している名前なんです。

つまり「嵯峨豆腐」を名乗れるのは森嘉さんだけということになります。

価格の目安は1パック(2丁入り)で400円台となっていますので、観光のお土産としても手が届きやすい価格帯ですよ。

一丁あたりの重さがずっしりとしていて食べ応えがあるのも嬉しいポイントです。

購入したらぜひ、シンプルに湯豆腐にして味わってみてください。

余計な調味料を使わずとも、大豆本来の甘みとなめらかな舌触りをダイレクトに感じることができます。

もちろん冷奴として、お醤油や薬味だけでいただくのもおすすめです。

スーパーで売られているお豆腐とは、まったく別の食べ物だと感じる方も多いんですよ。

見逃せない名脇役「ひろうす(飛龍頭)」

嵯峨豆腐と並んで人気なのが「ひろうす」、別名「飛龍頭(ひりょうず)」です。

一般的な「がんもどき」に近い揚げ物なのですが、森嘉のひろうすは具材のボリュームがとにかくすごいんです。

豆腐の生地に、ユリ根、キクラゲ、ギンナン、ニンジン、ゴボウ、黒ゴマ、麻の実など、たくさんの具材を練り込んで揚げてあります。

つなぎにはツクネ芋を使い、粘りを出すために山の芋も加えているというこだわりようです。

しかもギンナンとユリ根は冷凍を一切使わず、毎朝生のものを仕込んでいるというのですから驚きですよね。

生地を二度揚げすることで、中はふっくら、外側はカリッとした食感に仕上げているそうです。

価格は1個200円台からとお手頃で、店頭で揚げたてを塩だけでいただくと、まさにおやつ感覚で楽しめます。

もちろん、おうちに帰ってから煮物やお鍋の具材として使うのもおすすめで、じっくり出汁を吸ったひろうすはまた格別の美味しさになります。

厚揚げ・油揚げも実力派

意外と見落とされがちですが、森嘉の厚揚げと油揚げもかなりの人気メニューです。

口コミの中には「ここの厚揚げが京都一美味しい」と絶賛する声もあるほどなんですよ。

厚揚げはそのまま焼いて生姜醤油でシンプルにいただくのが定番の楽しみ方です。

油揚げはお味噌汁や煮物、お稲荷さんなど、日常のおかずにも幅広く活躍してくれます。

京都らしい上品な出汁と好相性なので、旅の思い出として自宅用にまとめ買いする方も多いようです。

夏だけの楽しみ「からし豆腐」

森嘉には季節限定のメニューもあります。

その代表格が、夏季限定の「からし豆腐」です。

ピリッとした辛味がアクセントになった夏らしい一品で、価格は150円台とお手頃です。

暑い京都の夏にぴったりの、さっぱりといただけるお豆腐なんですよ。

また夏季限定で、すりおろした青柚子の皮をあしらった「きぬごし」も登場することがあります。

爽やかな柚子の香りがふわりと広がり、暑さで疲れた体にやさしく染み渡る味わいです。

これらの季節限定品は売り切れてしまうことも多いので、見かけたらぜひ迷わず手に取ってみてくださいね。

森嘉へのアクセス方法

ここからは、実際に森嘉を訪れるための具体的な情報をお伝えしていきますね。

住所は、京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42番地です。

電話番号は075-872-3955となっています。

最寄り駅は複数あり、JR嵯峨嵐山駅からは徒歩でおよそ15分ほどです。

嵐電(京福電鉄)嵐山駅からも同じく徒歩15分ほどとなっています。

また、トロッコ嵯峨駅も比較的近い駅として知られていますので、トロッコ列車で嵐山観光を楽しんだ後に立ち寄るのもおすすめです。

目印は「清凉寺(嵯峨釈迦堂)」で、この仁王門を出てすぐ左手に森嘉のお店があります。

清凉寺を参拝したあとに、そのまま歩いて立ち寄れる好立地というわけですね。

車で訪れる方向けに、無料の駐車場も4台分用意されています。

ただし台数が少ないため、混雑時は近隣のコインパーキングも視野に入れておくと安心です。

営業時間と定休日をチェック

営業時間はおおむね午前9時から午後5時までとなっています。

定休日は基本的に毎週水曜日です。

ただし水曜日が祝日にあたる場合は、翌日の木曜日が定休日になるという点に注意してください。

さらに火曜日も不定休となることがあるため、確実に訪れたい方は事前に電話で確認しておくと万全です。

またお盆の8月16日や大晦日の12月31日は、売り切れ次第の早めの閉店となる場合があるようです。

年末年始やお盆休みなどの繁忙期については、臨時休業が発生することもありますので、旅行の計画を立てる際は少し余裕を持たせておくのがおすすめですよ。

ここで裏ワザをこっそりご紹介

ここからは、実際に訪れる前に知っておくと得をする裏ワザをお伝えしますね。

まず一つ目は「開店直後を狙う」という裏ワザです。

森嘉は地元の方にも大人気のため、開店前からすでに数人が並んでいることが多いお店です。

とはいえ、午前9時のオープンと同時に入店できれば、その日一番出来立てのお豆腐に出会える確率がぐっと上がります。

嵐山観光は朝が勝負とよく言われますが、森嘉に関してもまさにその通りで、朝一番に訪れるのが最もスムーズなんです。

二つ目の裏ワザは「揚げたてのひろうすを店頭でいただく」という食べ方です。

タイミングが合えば、揚げたてほやほやのひろうすをその場でお塩だけでいただけることがあります。

これは持ち帰って食べるのとはまったく違う、外はカリッと中はふわふわの食感を楽しめる特別な体験です。

歩き疲れた足を止めて、店先でほおばる揚げたてひろうすは、京都旅行の忘れられない思い出になること間違いなしですよ。

三つ目は「清凉寺・天龍寺とセットで巡る」という時間の使い方です。

森嘉のすぐ隣には清凉寺があり、少し足を延ばせば世界遺産の天龍寺や、あの有名な竹林の道にもアクセスできます。

観光の合間に立ち寄るのではなく、あえて森嘉を起点にしてお寺めぐりのルートを組んでみると、効率よく嵯峨野エリアを満喫できますよ。

四つ目の裏ワザは「保冷バッグを持参する」ことです。

森嘉のお豆腐は保存料を使わない手作りのため、傷みが早いのが特徴です。

京都の夏はとても暑いので、ホテルに戻るまで時間がかかる場合は、簡易的な保冷バッグや保冷剤を持参しておくと安心して持ち帰ることができます。

知っておきたいお得情報

続いて、旅の予算にもやさしいお得情報もお伝えしますね。

森嘉のメニューは全体的に良心的な価格設定になっています。

看板商品の嵯峨豆腐が1パックあたり400円台、ひろうすが1個200円台、からし豆腐が150円台と、いずれも観光地の名店にしては驚くほどリーズナブルです。

そのため「話のタネに一つだけ買ってみる」という気軽な楽しみ方もできますし、逆に「まとめ買いしてホテルの部屋で湯豆腐パーティーをする」という贅沢な楽しみ方もできてしまいます。

さらにお得なポイントとして、駐車場が無料で利用できるという点も見逃せません。

車で嵐山観光をされる方は、駐車場代を気にせず立ち寄れるのは嬉しいですよね。

また、まとめ買いをするなら、厚揚げや油揚げなど日持ちしやすいものを多めに購入し、お豆腐そのものは食べる分だけ購入するというのも賢い選択です。

自宅に帰ってからも京都の味を楽しみたいという方は、日持ちする商品を中心に選ぶと失敗が少ないですよ。

森嘉を楽しんだ後に立ち寄りたい周辺スポット

せっかく嵯峨野まで足を運んだのなら、周辺の観光スポットもあわせて楽しんでいきましょう。

すぐ隣にある清凉寺は、嵯峨釈迦堂とも呼ばれる歴史あるお寺で、国宝の釈迦如来立像が安置されていることで知られています。

少し歩けば、紅葉と桜の名所として名高い天龍寺があり、こちらは世界遺産にも登録されています。

天龍寺の北側には、写真映えすることで有名な「竹林の道」が続いており、多くの観光客で賑わっています。

さらに足を延ばせば、トロッコ嵯峨駅から嵯峨野トロッコ列車に乗って、保津峡の絶景を楽しむこともできますよ。

森嘉での買い物を、こうした周辺散策の合間の小休止として組み込むと、無理なく充実した一日を過ごせるはずです。

まとめ

嵯峨豆腐 森嘉は、江戸時代から続く伝統の製法と、地元の人々にも愛される確かな味わいを兼ね備えた、京都嵐山を代表する豆腐店です。

すまし粉を使った独特のなめらかな食感の嵯峨豆腐、具だくさんで食べ応えのあるひろうす、そして季節限定のからし豆腐など、どれも一度は味わっていただきたい逸品ばかりです。

開店直後を狙う、揚げたてを店頭で楽しむ、周辺のお寺とセットで巡るといった裏ワザを活用すれば、より満足度の高い訪問になるはずです。

価格も観光地とは思えないほど良心的なので、気軽に立ち寄って京都の伝統の味を楽しんでみてください。

嵯峨野・嵐山を訪れる際は、ぜひこの記事を参考に、森嘉さんへ足を運んでみてくださいね。

きっと忘れられない京都の味との出会いが待っていますよ。


店舗情報

  • 店名:嵯峨豆腐 森嘉(さがとうふ もりか)
  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
  • 電話:075-872-3955
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:水曜(水曜が祝日の場合は木曜)、火曜不定休あり
  • 駐車場:無料4台
  • アクセス:JR嵯峨嵐山駅・嵐電嵐山駅より徒歩約15分、清凉寺(嵯峨釈迦堂)門前すぐ

※営業時間・定休日・価格などの情報は変更となる場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

京たび

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京都生まれの京都育ち。
現在も大好きな京都で生活をしています。

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