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国宝第一号、広隆寺の弥勒菩薩像

太秦、広隆寺
広隆寺、弥勒菩薩
弥勒菩薩像

国宝第一号に指定された太秦、広隆寺の弥勒菩薩、正式名は弥勒菩薩半跏思惟像と言います。
赤松の一本造りで、高さは123.3㎝。飛鳥時代に造られとされています。

弥勒菩薩とは、釈迦が入滅してから56億7000万年後に現れて民衆を救う仏とされていて
右手を頬に近づけて思索にふける姿が印象的です。
「さて、次はどのような世の中にするか」と考えてられるようですね。

細い目と眉のはっきりとした線、きりっとした鼻筋と唇は微笑を浮かべているように見えます。
これは飛鳥時代の仏像によく見られる“アルカイック スマイル“と言われ、謎めいて美しい弥勒菩薩像です。 

京たび

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